公開コンペ 入選
自然環境と配置計画
当計画地は、台原森林公園と連続する自然林や日本庭園など豊かな自然環境、歴史的環境に恵まれている。これらの資質を出来るだけ尊重し、かつ活用するために、敷地の自然環境にもっとも人工的な手が加えられている部分に文化館を配置するものとした。
外観構成
建物は、地形を考慮し南北に細い一部雁行させた形態とした。主要部の屋根は地域性を考慮した勾配屋根とし、大屋根を避け、建物のヴォリュームを小さく見せるために4分割している。さらに屋根と外壁の接点部に開口を設けて、屋根を軽やかに見せている。外壁は周辺の自然環境に調和したエコロジーカラーとし、文学館としての落ち着きを表現した。 |