■ 内部と外部を豊かにつなげる、5つのデッキのある住まい
一戸建ての住まいは、内部の空間の構成や間取りを考える中で、建物周りの外部空間とのつながりをより深めていくことが重要です。それにより通風や採光を十分確保できるとともに、生活に多様性と豊かさを生み出すことができ、明るく健康的な住まいをつくることができます。そのような内部と外部を豊かにつなげる空間(デッキ)を、用途に合わせて大小5つ提案します。
1. リビング・ダイニングと一体利用するリビング デッキ 建物にコの字型に囲まれたリビング デッキは、外部からの視線を極力遮りプライバシーの保たれた、自然とふれあうことのできる第2のリビング ルームです。また芝生の庭を通して、この敷地でもっとも眺望のよい西側の林へ開かれています。
■ インナー デッキ(プライバシーの守られた外部空間)
密集した市街地に建つ住まいでは、周囲からプライバシーの守られた外部空間の周りに各部屋を配置することで、内部に光と風を運ぶ事ができ、生活に多様性と豊かさを生み出し、明るく健康的な住まいをつくる事ができます。 このような内部と外部を豊かに繋げる、インナー デッキを提案します。
■ センター コート(プライバシーの守られた外部空間)
密集した市街地に建つ住まいでは、周囲からプライバシーの守られた外部空間の周りに各部屋を配置することで、内部に光と風を運ぶ事ができ、生活に多様性と豊かさを生み出し、明るく健康的な住まいをつくる事ができます。 このような内部と外部を豊かにつなげる、センターコートを提案します。
・センター コートで住環境の向上 センター コートは各室への採光と通風などの住環境を良くするために、有効に働きます。 ・夏至の採光
■ 森に浮かぶアートステージのある住まい
魔法のじゅうたんが舞い降りたように、森の中に浮かぶアートステージ(ウッドデッキ)を提案します。 このアートステージと住まいは、森の大地から少しばかり浮いて作られ、必要最小限の柱のみで大地と接しています。それは自然を極力いじらない、自然と共生する建物のあり方を示しています。アートステージは、ギャラリーやイベント、インスタレーションの場として、自己表現、創作活動の発表の場(ステージ)でもあります。 また、地域の人々との協働、交流の場としても利用できます。
■ 家中に光と風を運ぶ環境コアのある住まい
建物がひしめき合う大都会の中では、光と風を家中の部屋に十分取り入れることが難しくなります。 そこで1階から3階まで家中にまんべんなく光と風を運ぶ吹き抜け-環境コアのある住まいを提案します。 この環境コアには、各階でデッキがつながり、それらを介して上下階のコミュニケーションを図ることができます。
■ 空中に浮かぶ蒼いビューボックス
相模湾と富士の素晴らしい眺望を十二分に満喫する事の出来る住まいとして、空中に浮かぶビューボックスをイメージしました。
・新たなランドマーク サンタフェの蒼い空、サンタフェブルーをイメージカラーとしたビューボックスは、周辺や海からも一目でわかる色彩と形態で、湘南の海と空と楽しさを伝える新たなランドマークとなるでしょう。