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森の上に浮かぶ舞台-1(マザーステージ) |
■ KAN-07C |
□ 発注者 |
:福井県金津町 |
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□ 規 模 |
:地上3階 約3,000㎡ |
□ 用 途 |
:アートセンター |
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■ 森の上に浮かぶ舞台-1(マザーステージ)
… 自然に近付きながら、また自然と一線を画した共生する施設
センター施設の形態を、「森」の上に浮かぶ「舞台」として構想する。55m × 55m の正方形の「舞台」 を、駐車場から谷に下り降りる斜面上に、木々 の梢の上に浮かぶように配置する。マザーステージと各施設は、最小限の柱によって大地から支えられている。
人工物(建築)と自然とのかかわりあい方はボードウォークのような関係がよい。湿原地帯などに渡される板敷の遊歩道であるボードウォークは、人間が利用するために作られ、人工物としてはっきりとした形態を維持しているが、大地からは少しばかり浮いて作られ、大地とは必要最小限の杭のみで接している。ボードウォークは人間と自然とをつなぎ、ぎりぎりの接点まで近付け、かつ分離する装置である。人間の創造性の産物である人工物〔 建築)を排除することなく、自然と共生するあり方を示す最も適した例である。 |
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森の上に浮かぶ舞台-2(アートステージ) |
■ KIM-87C |
□ 発注者 |
:君津市K様 |
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□ 規 模 |
:地上 2階 144.29㎡ |
□ 用 途 |
:事務所 兼 住宅 |
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■ 森の上に浮かぶ舞台-2(アートステージ)
魔法のじゅうたんが舞い降りたように、森の中に拡がるアートステージ(ウッドデッキ)のあるアーチストのための住まいである。
このアートステージとすまいは、森の大地からは少しばかり浮いて作られ、必要最小限の柱のみで大地と接している。それは自然を極力いじらない、自然と共生する建物の在り方を示している。
アートステージは、ギャラリーやイベント、インスタレーションの場として、自己表現、創造活動の発表の場(ステージ)でもある。また地域の人々との協働、交流の場としても利用できる。
アートステージの上に建つガラスボックスの建物は、森の中の光を、反射し、屈折し、透過させることで、あるものは隠して見えなくし、あるものは二重に映り込み、錯覚とも思える様々な表情を見せ、訪れる人々に心地よい驚きを与える。
ガラスボックスの中のスクリーンに映像を映し出すことで、アートステージは、自然と作品を同時に鑑賞する場ともなる。 |
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健康的な都市環境のシンボルとなるデザイン |
■ NAN-14C |
□ 発注者 |
:大阪市浪速区 |
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□ 規 模 |
:地上8階地下2階 9,780㎡ |
□ 用 途 |
:市役所・保健所 |
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■ 健康的な都市環境のシンボルとなるデザイン
…立体緑化と自然素材による内外観デザイン
健康的な都市環境を創るためには、都市を緑豊かな環境にすることが重要である。そこで、庁舎の屋上を緑化するとともに、壁面を立体緑化する外観デザインとした。
グリーンウォールは、維持管理、安全等を考慮して設けた透明なガラススクリーンの内側のバルコニーに緑を立体的に配置したもので、都市景観の中に緑を持込み、環境に配慮した健康的なまちづくりを先導するシンボルとなる。
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森の中層住宅 |
■ NAS-78C |
□ 発注者 |
:コミュニティネットワーク協会 |
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□ 規 模 |
:地上5階 約5,700㎡ |
□ 用 途 |
:共同住宅・合宿所 |
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■ 森の中層住宅
■ 高さによる棲み分けに接することができる
自然の森には高さによる生き物たちの棲み分けくニッチ分割)がある。森の中層や上層には、普段地面を移動するだけの我々人間には、日頃接することのできない自然の姿がある。 住まいを中層化することで、森の自然のニッチ分割に触れて生活することができる。
■樹冠の高さに置かれたソーラーパネルが太陽の恵みを有効に活用する
建物の高さを森の樹冠の高さに合わせることにより、屋上が森の表面に出るため、そこに設置されたソーラーパネルが有効に活用される。
■森の最下層の植生・生き物たちを極力まもる
森の棲み分けの中で、最下層の地表面にいる生き物たちや植生も森の維持にとって重要である。
そこで、駐車場や散策路は緑化保護材や木片チップで敷き詰めたものにするなど、森のニッチ分割を考慮した計画とする |
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人と緑と共存する車路 |
■ WEN-602 |
□ 発注者 |
:中国浙江省温州市 |
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□ 規 模 |
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□ 用 途 |
:商業施設・住宅 他 |
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■ 人と緑と共存する車路
「人と車」に「緑」を加えた「人・車・緑」一体の「交通システム」をつくる。
街区内は、緊急車両進入路、駐車場への進入路、サービス用通路等、いずれも人と緑と共存する構造の車路とする。車路として利用できる耐過重プラスチック製の芝生保護材の使用等やツリーサークルで保護された高木は,ボンエルフにおける“障害物”と同様、車の速度を抑え,人と車の共存をはかる。
グリーンベルト内も、目的に応じて緑と共存する車路として利用する。 こうした考え方によって、街区内の各施設は必要に応じ、キス&ライドが可能となり、車がより身近なものとして有効に利用できるようになる。 |
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機能植栽ユニット |
■ XIA-40C |
□ 発注者 |
:中国西安市 |
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□ 規 模 |
:約155万㎡ |
□ 用 途 |
:商業・共同住宅 他 |
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■ 機能植栽ユニット
大規模な敷地において、ローコスト(イニシャル、ランニング・コスト共)で、品質管理の容易な植栽手法として、機能植栽ユニットによる植栽方法を取り入れる。また この方法によると、植栽竣工時から景観的、機能的役割を満足させることができる。
■ 機能植栽ユニットの基本構造
基本ユニットサイズ5m×5m
時系列変化による進行遷移を前提とする自立型植生構造とする。
断面構造は、基本的に「森」型林相構造を採用する。
環境圧への耐性、イニシャル,ランニング・コストを軽減させるために、安価で成長性に優れた樹種を積極的に導入する |
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ガラスケースの緑 |
■ XIA-40C |
□ 発注者 |
:中国西安市 |
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□ 規 模 |
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□ 用 途 |
:商業・共同住宅 他 |
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■ ガラスケースの緑
ガラスケースは、環境負荷(塩害)から緑を守っている。
その中は囲われた自然、管理された自然であり、緑とともにベンチや回遊を楽しむ階段等が用意されている。
ここは限定された空間の中で人と自然が共存する都会のオアシスであり、人々が立ち寄り、コミュニケートする空間となっている。
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