洗足池テラスハウス     ima-rogo
ima-line_a
   
to home to toshi to machizukuri to katachi to community to shizen to kankyou to jouhou to sumai to works
集合住宅 トップへ戻る
ima-line_b

House in Forest
狭山丘陵から続く武蔵野段丘に降り注いだ雨が洪積台地の中を流れくだり、その突端で清水となって湧き出し洗足池を造っている。満々と水をたたえた「千束の大池」は、周囲の緑に活力を与え、風光明媚な池として、古くから多くの人に愛されてきた。瑞々しい木々に囲まれて暮らすことは、晩年とこの地で暮らした勝海舟のみならず、特に殺伐としたコンクリート群の中に暮す現代の都会人にとっても、住まいのひとつの理想像ということができよう。現在、自然(公園)とその周辺にある人工(都市・建築)との間には、空間のあり方やイメージに断絶がある。河川が従来のコンクリートだけの護岸から、多自然型と呼ばれる護岸へと改修されることにより、親水性のあるアメニティ空間へと変貌した姿を最近よく見かけるようになった。このように、自然と人工物との間には、緩やかにむすぶ空間のあり方やイメージの継承が必要である。この集合住宅の外観デザインでは、隣接する洗足池の自然の空間のあり方やイメージを継承し、人工物(周辺の町並み)との間を緩やかに結ぶ形態を提案した。

  sen-75c-01 sen-75c-swap
sen-75c-02
sen-75c-03
 
 
ima-line_b
 
      home profile access mail recruit