都市形成システムと環境の融合

従来のC.B.D.計画では、街路網とヴォリューム（容積）の決定による自然発展型が主流であった。その結果、都市空間・景観・環境的にまとまりのないC.B.D.が数多く生まれた。
そこで今回の計画においては、従来の街路とヴォリュームに加えて、環境を都市形成のシステムのひとつに加えた新しい考え方の、都市づくりを提案した。これによって、大規模なヴォリュームを持つC.B.D.でありながら、都市空間・景観・環境のすべてにわたって秩序と調和を持ち、都市と環境が融合した、世界においても最先端の考え方を持つ新都市を生み出すことができると考える。