リズミカルな躍動感
…都市空間に楽しさを演出

駅前通りに面する低層部は、リズミカルな躍動感ある形態とし、この建物の主要用途 である“楽しさ”のある空間を、外部の都市空間にまであふれ出させ、人々を引き付ける仕掛けとなる。

最先端のテクノロジーを表現
外観のデザインの構成要素やテクステュアは、アルミやガラスを多用し、ハイテックでメカニックな形態を採用。
高度情報化社会における世界最先端の技術(テクノロジー)によるインテリジェントビルを象徴。

新たな都市のシンボル
…都市にアイデンティティ(ID)を
 持たせる

世界の超高層は、その垂直性と求心性によって都市のシンボル、ランドマークとなっていた。
今回のデザインは、それだけにとどまらない。
二重三重に湾曲に上昇する壁は、都市に動きと方向性を与える。すなわち、単なる中心を示すランドマークとしてだけではなく、都市景観にダイナミックな躍動感と方向性を与え、その都市のアイデンティティ(ID)を確立する役割を果たす。
すなわち、スーパーランドマークであり、世界の超高層を建てるにこのような例はない。

温州の発展とテクノロジーのシンボル…温州の玄関に立地するシンボルタワー
温州の陸の玄関は、温州駅前に立地する。この建物は、温州の発展とテクノロジーのシンボルとなる。

環境(緑化)を立体的に取り入れる 
上層階に設けられた“空中庭園”はまさにこのビルの環境に対する配慮をシンボライズ化したものである。
駅前通り側に公園と連続して設けられたサンクンガーデンは、都市を歩く人々に立体感と変化する環境の楽しさ、面白さを体感させる。
空中デッキによるビルへのアプローチは、非日常的空間体験によって、ビルへの期待感を高める効果がある。